クッキーに書いたチョコペンが固まらない?溶ける?コツを伝授
2018.2.15

クッキーに絵や文字を書きたいときの便利なアイテムといえばチョコペンです。
しかし、チョコペンで絵や文字を書いたのに固まらなかったりチョコが溶けるという失敗を経験した人もいるでしょう。
チョコペンのチョコが固まらなかったり溶けるのはどうしてなのか調べました。
また、上手にチョコペンを扱うコツやチョコが溶ける心配をしなくてもいいプリントクッキーの作り方もご紹介します!
この記事の目次
チョコペンはクッキーに文字や絵を書いた後に溶けることはないの?
Q:お菓子作りは初心者です。クッキーに絵や文字を書きたいのですが、チョコペンを使えば良いでしょうか?チョコペンのチョコは溶けたりしませんか?
A1:初心者ならチョコペンを買った方が扱いやすいと思います。
チョコペンのチョコは固まりやすい成分になっています。チョコペンは先が鉛筆の芯のように細くなっているチューブになっていて、使う時はチューブごとお湯で温めてチョコを柔らかくしてからペン先を切ってチョコを押し出して絵や文字を書きます。季節などによっては使っている途中で固まって書きにくくなるくらい固まりやすいです。
A2:焼き立てのクッキーに書くと溶けて固まりにくいので、クッキーを冷ましてからチョコペンを使えば大丈夫です。真夏など暑い環境でなければ、書いた文字や絵が溶けてしまうことはないでしょう。
A3:チョコペンの中に、常温ですぐに固まってくれる速乾性チョコペンというものがあります。絵など細かく書く場合は、こういうものがおすすめです。常温では解けません。
クッキーに文字や絵が描けるチョコペンが溶ける・固まらない理由は?
チョコペンのチョコが溶けて文字や絵がぐちゃぐちゃになってしまったという失敗談を聞くことがあります。チョコペンを使うのは、焼きあがったクッキーが常温まで冷めてからにしましょう。
チョコが溶けてしまうのを心配してクッキーを焼く前にチョコペンでデコレーションしてはどうか?という質問を受けることがあります。
焼く前にチョコペンを使うと、焼いている時にチョコが焦げてしまう原因になりますし、クッキー生地がゆるくて書くのも難しい、クッキーが焼いて膨らんでデコレーションがイメージと変わってしまうなどのリスクがあります。
チョコペンを使うのは、焼いたあとのクッキーにしましょう。
また、いくら時間を置いたり冷やしてもチョコペンが固まらないという失敗をする人もいます。
チョコペンには大きく分けて2種類あります。湯煎して中のチョコを溶かして使うタイプと湯煎不要で直接絞り出せるタイプです。
湯煎が必要なチョコペンは冷めると固まりますが、湯煎不要のチョコペンは冷めても固まりません。
「湯煎不要」と書いてあると便利そうですが、チョコが固まらないタイプということになるので注意が必要です。
チョコペンで書いて溶けるのが心配ならプリントクッキーを作ろう
焼きあがったクッキーにチョコペンでデコレーションしても、持ち歩いている間にチョコが溶けてしまう心配があるときには、プリントクッキーがおすすめです。
チョコで絵や文字を書いた後にクッキーを焼くので、チョコが溶けてしまう心配はありません。
プリントクッキーの作り方
材料
- 焼く前のクッキー生地
- チョコペン
- オーブンシート
作り方
- 書きたい絵や文字をプリントアウトする
- チョコペンを湯銭する
- オーブンシートにチョコペンで1でプリントアウトした絵や文字をなぞる(文字は反転させます)
- チョコがかたまったらクッキー生地に絵や文字を書いたオーブンシートを貼り付け、指でさするか麺棒をころがす※指でさすってチョコが溶けすぎると綺麗に張り付かないので手早くしましょう。
- そっとオーブンシートを剥がす
- クッキーを焼く
クッキーの型抜きは最初にしておくか、オーブンシートの絵や文字を写した後でもOKです。
チョコペンでクッキーに絵や文字を書くときのコツは?
湯煎で手抜きしない
チョコペンは冷えると硬くなってしまいます。チョコが硬くなると、絞り出しにくくなってしまうので、しっかり湯煎してチョコを柔らかくしましょう。
また、一度温めて溶かしても、途中で冷めて固まってきたと思ったら、もう一度温めてチョコを柔らかくしましょう。
温めなおす場合はビニール袋などにいれて湯煎するか、マグカップにお湯を入れてペン先を上にしてお湯につけるなど、チョコペンの中に水が入らないように工夫しましょう。
手を動かすスピードを見極める
チョコペンは手を動かすスピードが大切です。早すぎるとチョコがとぎれとぎれになってしまったり、ぶれてしまう事があります。
クッキーのデコレーションのコツ
クッキーにチョコペンで綺麗にデコレーションする時は、チョコの太さを細めにするのがポイントです。
チョコの太さを細めにするには、チョコペンのペン先の口や絞り口細めにすると一度に絞り出せる量が減るため細い線が書けます。
ただし、一度に絞り出せる量が少ないということは、手を動かすスピードをゆっくりにしなければ、線が途切れたりぶれたりしてしまうということです。
しかし、細い線がかけるので、レースのような繊細な柄を書くことも可能です。
チョコペンのチョコを溶かす時の注意点
チョコペンのチョコは溶かす温度に注意が必要です。チョコペンと50度前後のお湯をマグカップなど小さめの器にいれましょう。チョコペンに湯がつかるくらいの深さのある器を使いましょう。
ぎりぎり触れる位の温度になれば、溶けて使えるようになっているでしょう。また硬さが気になる時や芯が残っていると感じるときは、様子を見ながら湯煎を続けてください。
チョコペンは板チョコなどから自作することも可能です。板チョコを溶かす時は特に湯煎には注意が必要です。
板チョコを細かく刻んで耐熱ボウルなどにいれ、50度くらいのお湯を入れた鍋の上に乗せて、チョコを溶かしていきます。
ある程度溶けて柔らかくなったら、あとは余熱で溶かすと綺麗に溶かすことが出来ます。
急いで溶かそうと高温のお湯を使ったり、チョコの中にお湯が入ってしまうと分離したりする原因になるので注意してください。
板チョコはしっかり細かく刻んでから湯煎するとやりやすいです。
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