ピアスはお風呂で錆びるのか?錆びる原因や錆に強い素材とは
2018.2.25

ピアスをしている人はお風呂や寝るときは外していますか?ずっと付けっ放しにしているという人も珍しくないと思います。
しかし、付けっ放しにしていてたまに外したときにピアスが錆びていることに気付くこともあるでしょう。お風呂に入るときも付けっ放しにしていたからか、素材のせいなのか、外しておいてあったピアスがピアスが錆びてしまうこともありますよね。
ピアスが錆びる原因や錆に強い素材、ピアス使用のポイントなどを調べてみました。
この記事の目次
ピアスしたままお風呂に入ったら錆びる?
お風呂にピアスをしたまま入浴して、ピアスが錆びるということはまずないでしょう。
特に樹脂の場合だと錆びると言うのはあり得ません。
ピアスに多い、ステンレス製やチタン製でも、外さないで入浴してそのことが原因で錆びるというのは心配しなくても大丈夫でしょう。
また、汗をたくさんかいたのに、シャワーで汗も流さずに不潔な状態で着けっぱなし…、という極端な例でない限り、錆びるということはまずないでしょう。
ピアスが錆びる場合というと、鉄に金メッキを施したような材質のピアスを何ヶ月もつけっぱなしにして、あまり衛生的ではない場合などは、もしかして錆が発生してしまうかもしれません。
金属の種類によって錆びやすさは違います。
メッキのピアスを着けっぱなしにするのは、腐食の原因になってしまうので避けた方が良いでしょう。
また、ピアスに色をコーティングしているような安価なピアスは、色素沈着を起こすこともあります。
そのようなタイプはあまり長時間付けない方が良いかもしれません。
サージカルステンレスや18金のタイプなどは、つけっぱなしで入浴しても錆につながることはないでしょう。
ピアスに青錆が!お風呂で付けっ放しにしたから?錆びる原因とは
ピアスに錆をついているのを見ると、もしかしたらお風呂に入る時にお湯で濡れて、錆びてしまったのかも?と思う人も少なくありませんよね。
しかし上記でご紹介したように、入浴する際につけっぱなしのピアスは錆びることは正直ありません。
しかしピアスに青錆がついている場合は、どんなことが原因なのでしょうか?
ピアスの青錆びとは?錆びができる原因
ピアスに青錆びがついているものは、緑青(ろくしょう)と言われるもので銅が酸化することによって発生する青緑色の錆のことです。アクセサリーにこの緑青が発生する場合、汗に含まれる酸と反応することによって生まれたと考えられます。
せっかくのアクセサリーが緑青で汚れてしまうのは悲しいですよね。
しかし、適切な方法で緑青を落とし、正しくお手入れすれば、再び緑青が付くのを防ぐことができます。
一見すると、「体に害のあるものではないか」とか「こんな状態になったものをまた使いたくない」と考える方も多いと思いますが、緑青が手に着いたとしても、石鹸で簡単に落とすことができます。
しかし、緑青はきちんと汚れを落とさない状態で放置しておくと、この緑青がどんどんと広がってしまいます。
緑青が小さな範囲にとどまっている場合は、汚れを落としてまた使うことができますが、あまりにも緑青が広がり過ぎて大切なアクセサリーが使えなくなってしまうこともあります。
早めのケアで汚れを落としましょう・
緑青の落とし方
緑青は汚れがひどくない段階であれば、綿棒でこすり取るだけで汚れが落とせます。
しかし、この清掃のさいに、洋服などに色移りすることもあるので注意が必要です。
緑青は水には溶けませんので、水ぶきをしてもあまり汚れは落ちません。
水分によって新たな錆びの原因にさせないように、乾いた布で拭くことが大切です。
錆びるのは嫌!ピアスをお風呂で付けっ放しにしても錆びない素材は?
一番初めのピアス、ファーストピアスにサージカルステンレスピアスが使われます。
『stainless』はstain(汚れる、錆びる)+less(ない)の複合語になります。
素材は、鉄やニッケル、コバルトを合わせて作られています。
ステンレスは、汗などの水分と触れても錆びにくいように配合されて作られているのです。
ステンレスの中でも、先ほどのサージカルステンレスは、医療の現場でも使われる腐食や酸に強く、熱に対しても強い性質を持ちます。
硬度が高く、金属の美しい輝きも長く楽しむことができます。
水分による錆びや変色にも強いので、海水浴や温泉のさいも付けたまま入ることができます。
サージカルステンレスなら、日常の生活の中でも外さずにつけっぱなしのままでも大丈夫なのです。
お風呂も付けたままで大丈夫!セカンドピアスは錆びる以外の注意も必要
セカンドピアス以降は、好きなデザインを買っていろいろとオシャレを楽しみますよね。
ピアスにはさまざまな素材がありますが、中にはお風呂の時には外した方が安心なピアスもあります。
天然石を使ったピアスも多いですが、天然石は入浴などの急激な温度変化によって割れてしまう可能性もあります。
また、せっかくの美しい天然石の色合いが、くすんでしまうということも考えられます。
天然のパールもデリケートな素材なため、外した方が良いですね。
天然パールは、正しいお手入れ方法で使わないと長く使えません。
ですので、セカンドピアスとしては、あまりおすすめしません。
せっかくのピアスも買って間もなく劣化させてしまうと残念ですよね。
ピアスを付けたまま入浴した場合、ピアス周りは優しく洗いましょう。
普通の石けんやボディソープで構いませんので、よく泡立てて耳たぶを洗って下さい。
ピアスは付けっ放しにしてる?お風呂に入る時や寝るときは?
お風呂に入る際にも、そのまま付けて入浴する方も多いと思いますが、入浴後にタオルで拭く際に引っかかってしまうという場合もあるので注意が必要です。
また、入力中にピアスが引っかかり外れてしまったら…、大切なピアスが排水口に流れてしまうこともあります。
高価なピアスは入浴前に外すなどしておいた方が安心ですね。
寝る時にも付けっぱなしで寝る方も多いですよね。
デザインによっては、寝具に引っかかりやすものもあるでしょう。
また、華奢なデザインは頭の重みで変形してしまう場合もあるので注意が必要です。