ジャンボタニシの卵って?孵化する前の駆除方法

ジャンボタニシの卵を見たことありますか?実はこのジャンボタニシ孵化をすると稲などを食害してしまうんです。なので、孵化をする前に駆除をすることが大切。 では駆除の方法とは?それは思ったよりも簡単な方法で駆除が可能なんです。 またジャンボタニシと日本のタニシの生態などもご紹介いたします。近くに派手目なピンクの卵が産み付けられていたら要注意です!

ジャンボタニシの卵が孵化?ジャンボタニシとは?ジャンボタニシとタニシの見分け方について

aquarium snail. 出典:123rf

ジャンボタニシとはタニシが大きくなったもの?!そう思ってしまいますが、実はジャンボタニシとタニシは別物です。

しかし外見はとっても良く似ているんです。

ジャンボタニシが孵化する時期は、4月下旬から10月上旬と言われこの時期に水辺の多い場所の草や茎に、濃いピンクの卵が産み付けると言われる生き物です。

その卵の大きさは直径2mm程度のもので稲などを食害してしまうと言われているのです。

ジャンボタニシとタニシをどのように見分けるのかをご紹介していきたいと思います。

ジャンボタニシとタニシを見分ける点

スクミリンゴガイ別名ジャンボタニシは良くみると、巻貝に黒い筋が、そして新しく出来た貝の成長部分はきれいな色彩をしています。ここが大きさ以外の外見上の相違点。そして食事の方法にも違いがあります。タニシは泥などに含まれる微生物の死骸などデトリタスを摂取していますが、ジャンボタニシは水田の稲などや水草を好みます。それが嫌がられてしまう原因です。

元々ジャンボタニシは食用として日本に持ち込まれたようです。しかしきっと日本人の味の好みには合わなかったのでしょう。それで捨てられて繁殖してしまったと考えられます。

ジャンボタニシの卵が孵化をする環境とは

では次にジャンボタニシの卵についてご紹介していきましょう。ジャンボタニシの卵はドピンク!結構驚くほどの鮮やかさです。卵には苦味があるので、捕食するものに対しての警戒色だといわれています。毒キノコなどが鮮やかな色をしているのと同じですね。そして長さが数センチほどある卵の塊を水上の椊物などに植えつけます。みるとすぐにわかる大きなサイズですが、大きな貝ほど大きな卵の塊を生むのだそう。25度くらいの温度があれば2週間ほどで孵化するのですが、孵化率はというとそれほど高くはありません。孵化した後は環境にもよりますが2ケ月ほどで成熟をしますが、遅いものだと1年もかかることも。また餌が大きいほどジャンボタニシも大きく成長するのだそう。大きな餌を食べて、大きなジャンボタニシが、大きな卵の塊を生みつける。想像するとチョット気持ちが悪くなってきますね。きっとコレはジャンボタニシの卵の塊を見たことがあるからでしょう・・・。

ジャンボタニシの見分け方は卵!?孵化する前の駆除方法

ジャンボタニシが成育をしていく途中で、稲などの食害が起こるため農家の人にとってジャンボタニシは天敵です。

しかし大きくなればタニシとの見分けがつきますが、タニシサイズの小さなうちには見分けが付きづらいのが実情です。

では被害をなるべく最小限に抑えるためにはどうしたらよいのか?簡単に見分ける方法は?というと、それは一度みたら忘れられない派手で大きな卵の塊!これです。

そして卵のうちは水中で生きることは出来ません。なので卵の塊のうちに水に落としてしまうだけで駆除完了!

その外の方法は、タニシに比べてジャンボタニシは殻がとっても柔らかいので、潰して駆除する方法もあります。

しかし卵が孵化してしまうと、その数は一塊で数十から数千個なので、やはり卵のうちに駆除してしまうのが一番のようです。

ジャンボタニシを見つけたら卵とともに対策が重要

ジャンボタニシが稲など食害するというお話をしましたが、ジャンボタニシにも好みがあるようで移植後2週間ほどの柔らかい稲が狙われます。

成虫になったジャンボタニシは水中で食事を取るために、水中部分だけが食害に合います。

しかし上記したように卵のうちは水中で生き延びることは出来ません。
なので稲の被害を最小に抑えるためにも、ジャンボタニシの卵のピンクの塊を見つけたら、水の中に落とすのが一番。

またこのほかにも駆除方法が存在します。貝を見つけた場合は貝殻部分はとても柔らかいので、潰すなどの方法を取ることも可能です。

そして稲の移植後はなるべく、被害をなくすためにジャンボタニシがいる場所を少なくすること。そのためできるだけ浅水で管理を行っていきます。
水深4センチほどで管理することが可能です。

乾燥に弱い成虫は水がなくなると、土の表面で生きていくのが難しいため、冬場は土の中にもぐって越冬をします。

この時に貝に傷がつけば、寒さが直接あたり越冬することができません。なので冬場の耕運も対策に効果があるようです。

もちろん農薬を使った方法もあります。

くれぐれもジャンボタニシを捕獲する際には、寄生虫がいる場合がありますので忘れずに手袋をしてくださいね。

日本のタニシの特徴と生態をみてみよう

Big Snail in a beautiful aquarium. 出典:123rf

ジャンボタニシのことについてお話しして来ましたが、日本のタニシにはどのような特徴があるのでしょうか。見分けるときに役立ちますよね。

まずは全国に生息しているマルタニシ。北海道の南部から沖縄まで、ほぼ全国で生息しています。

大きさはジャンボタニシと比べると小さく成虫になっても6センチほどです。形はその名の通り丸みをおびた殻の形が特徴です。

からを良くみると小さな穴が開いていて、殻口の部分だけ黒くなっています。殻も柔らかいですね。

次に琵琶湖に生息するナガタニシ、琵琶湖でしか見ることが出来ず細長い螺塔が特徴です。やはり体の大きさは6センチ未満で水深10から30mのところまで生息が確認されています。

このように日本のタニシは各地で生息しており、その場所によって種類が異なる場合もあります。