缶とペットボトルで味が違う?それにはある理由がある!

店頭には缶やペットボトルなど様々な形で飲料水が売られていますが、人によっては缶とペットボトルとでは味が違う!と感じるようです。あなたもそう感じたことありますか? 缶とペットボトルとではどうして味が違うように感じてしまうのでしょうか。 調べてみるとある量の違いが味に関係しているとか。 缶とペットボトルとで味の違いを確認してみるのも面白いかもしれません。

缶とペットボトルとでは味が違う気がする!理由はあるの?

缶のジュースとペットボトルのジュース。
中身は同じはずなのに、なんだか味が違う気がしませんか?

「そんなの気にしたこと無い」なんて人もいますが、こだわりのある人はその違いを強く感じるようです。

そう感じるのはなぜでしょう。

缶はアルミまたはスチールで出来ていて、ペットボトルはプラスチックで出来ていますよね。

炭酸飲料の場合は、その素材の違いによって、炭酸の含有量が変わるんです。

とはいえ、製造過程においての炭酸の注入の量は同じです。

なのに違いが出る訳は、ペットボトルの素材は炭酸の元である二酸化炭素の浸透性が高く、缶よりも炭酸の抜けが早くなってしまうからなのです。

また、缶とペットボトルは熱の伝わり方にも差があるため、同じように冷蔵庫に入れても、両方の冷え方は微妙に異なります。

炭酸が含まれている量と、温度の違いによって、それぞれに味の違いが出るのが理由となるわけです。

炭酸飲料が缶とペットボトルとで味が違うように感じるのは炭酸の強さが影響している?

炭酸飲料が缶とペットボトルとで味が違うように感じるのは、炭酸の強さが影響しているのはご存知でしょうか?

味を感じるのはもちろん舌ですが、それに炭酸が加わった場合は、舌で感じる味だけではなく、口の中や喉に当たる炭酸の刺激も味のひとつに加わるのです。

炭酸が好きな人は、あのシュワッとした喉越しを好みます。

ですので、炭酸飲料を飲む時に、缶を選ぶかペットボトルを選ぶかで、炭酸の含有量が変わりますので、その差に違いを感じることでしょう。

また炭酸は、冷たい温度に溶ける性質があります。

缶はペットボトルよりも、熱伝導率が高い為に冷えやすく、より多くの炭酸が飲み物に溶け込んでいます。

ですので、フタをあけた際に炭酸がプシュッと抜ける量は、缶のほうが少ないと言えます。

ちなみに今では目にすることの少なくなった、ガラス瓶のタイプは缶よりも炭酸が抜けづらく、今でも炭酸飲料好きの人々から高い支持を受けています。

味の違いもそうだけど、なぜペットボトルの形が統一していないの?缶にできない商品もあるの?

缶とペットボトルの味の違いは理解できましたね。次に疑問に思うのは、「なぜペットボトルの形が統一していないのか?」という事です。

缶の飲み物は、アルミとスチールで形状が違ったり、飲み物の量によって大きさが異なります。

そうは言っても、たとえば一般的な350mlのジュースひとつ取ってみても、中身が炭酸入りでもそうではなくても、はたまたお茶の場合でも、ラベルの違いはあっても、缶の形状は同じですよね。

一方でペットボトルはと言うと、底が下から見ると花の形のようになって、デコボコしていたり、四角かったり柔らかく作られていたりとさまざまです。

飲み物によって形が異なる

炭酸飲料は、炭酸ガスが内側から圧をかけてきても、底が歪んだりしないように、工夫されています。

また果汁飲料や、スポーツドリンクを入れるボトルは、製造過程で高熱になっても歪まない工夫がされています。

それから、ミネラルウォーターやお茶などのペットボトルの中には、柔らかく作られているものがあります。

これは、高熱にする必要の無い、無菌充填される場合に使われるペットボトルで、飲み終わった後につぶし易いことが特徴です。

他の疑問としては、「缶にできない商品もあるのか?」というものもありますが、缶は基本的には安定していて、強度もありますから、飲み物だけではなく、ツナやコーンを入れた商品もお馴染みですし、乾パンやお菓子を入れることもできます。

ただ、酢を入れた食べ物などは、酸に弱いアルミ缶を腐食させてしまいますので、素材に工夫をさせないと、缶詰にするには向いていないでしょう。

ジュースのペットボトルはあるのにどうしてお酒のペットボトルはないの?

ジュースのペットボトルは山のようにあるのに、どうしてお酒のペットボトルはないのでしょう?

ペットボトルのお酒がない理由

  • お酒にはさまざまな素材と特性があり、それに対応した商品を作るとリサイクルしづらくなる可能性がある。
  • 缶や瓶に比べて、ペットボトルはリサイクル率が低く、資源の無駄になってしまう。
  • お酒までペットボトルにしてしまうと、リサイクル受け入れ業者へ大きな負担が懸念される為。
  • 商品によっては、光の影響で味が変化してしまうものもあり、透明のペットボトルは、向いていない。
  • ペットボトルは、缶や瓶に比べて炭酸が抜けやすいため、炭酸のバランスを重視する商品には向いていない。

など、いくつかの理由があげられます。

とはいえ、お酒のペットボトルが全く無いわけではなく、焼酎などいくつかの商品はペットボトルの状態で売られているものもあります。

炭酸の定番商品は缶やペットボトルよりもビンが美味しい?

A wet can of a cold and tasty drink. Water drops on the metal surface of the metal container. 出典:123rf

炭酸の定番といえばコーラがあげられますが、特にこだわりの強いファンは、缶やペットボトルよりもビンが美味しいと声を揃えて答えます。

昔はコーラだけではなく、オレンジジュースや、サイダーなども瓶で売られていましたが、その姿はほとんど見かけなくなりました。

瓶の良いところと言えば、なんと言っても炭酸の抜けづらさにあると思いますが、他にも唇に当たるガラスの飲み口の滑らかさは、その美味しさを増してくれるような気さえします。

ですから口当たりを重視する人は、缶やペットボトルから直接飲まず、コップに移し変えたりすることもあります。