鍵が回らない!玄関の鍵が開かない場合の原因や対処法をご紹介
2018.7.22

玄関の鍵穴に鍵をさしたものの、回らない・・・なんてことがありますよね。
もしかしたら、鍵にゴミがついていたり、鍵穴の潤滑剤が減ったりしているのかもしれません。
また、第三者によって鍵穴にいたずらされているというケースもあるみたいなので、注意が必要です。
鍵が回らないからと言って、無理やり回そうとは絶対にしてはいけません!
トラブルが起こらない為にも、定期的にメンテナンスをするよう心がけてくださいね。
この記事の目次
玄関の鍵が回らない!考えられる原因とは
玄関の鍵が回らないと焦ってしまいますね・・・。鍵が壊れてしまったの?修理をお願いする前にまずは、鍵穴や自分の鍵をチェックしてみてください。
そもそも鍵が回らない原因は何か?鍵に問題はない?鍵穴に何か詰まっていない?そこを確認してみましょう。
鍵は少々のことでも影響を受けます。気にならないようなゴミでも鍵に付着していると、それが原因で回らないこともあるんです。
また鍵穴にゴミが付着している場合も同じです。小さなゴミやほこりも溜まっていけば違和感を生じるほどのゴミへと成長します。
その他にも合鍵を使っていると、その精度が問題になる場合も。
出来が悪い合鍵を使うことによって。キーシリンダーの内部に傷がついてしまって、そのことが原因で鍵が回らなくなる場合もあります。
そして鍵穴の潤滑剤が消耗し、鍵がスムーズに動かないなんてことも生じます。
まずはナニが原因かを考えて、そこから対処方法を考えていきましょう。
玄関の鍵が回らない時の対処法
原因をいくつか紹介していきましたが、それぞれの対処方法についてもお話していきます。
まずは鍵の汚れですが、小さな汚れや付着物があれば取り除いてきれいにします。ほんのわずかの汚れなんて問題ないのでは?と思ってしまいますが、今の鍵は防犯性を上げるために複雑なつくりになっています。なのでわずかな影響も受けやすいのです。
次に鍵穴の汚れやゴミについてですが、普段のお掃除のように雑巾などの掃除用品を使って掃除をするのは難しいですよね。
そこで便利なのがエアーダスター、パソコンなどの細かい部分に入り込んだゴミなどをエアーの勢いで取り除く商品ですが、鍵穴のゴミやほこりなどを飛ばすのにも最適です。
年に数回はエアーダスターを使ったり、歯ブラシなどを利用して鍵穴の汚れを取り除くと良いでしょう。
そして鍵穴の潤滑剤ですが、コレを使うことで鍵穴にゴミが付着することも防いでくれます。
しかし注意点があります。潤滑剤を使用するときには必ず専用のものを使用すること。汚れを取り除いてから使用することなどです。
汚れがついたままだったり、専用のものでない場合は、さらに鍵穴を詰まらせてしまう恐れがありますので使用には注意をしてください。
玄関の鍵が回らない!空かない!いたずらされている可能性も・・・
ご紹介したように、チョットした汚れやゴミが鍵が回らない原因になることも少なくはありません。
もし故意的に鍵穴に何かを入れられたら・・・。そうなると鍵が開かないどころか、自分ではどうすることも出来ないので、専門業者を呼んで修理をしてもらうしかなくなってしまいます。
このような悪質ないたずらは実は少なくはないんです。
鍵穴に小さな小石や米粒などを入れたり、最悪なのは鍵穴に瞬間接着剤を流しいれるなど。
もし瞬間接着剤を流しいれられると、シリンダーを外すことが出来ないので修理自体が無理となり、ドリルなどで壊して外すしかなくなります。
そうなると新しい鍵への付け替えが必要となってしまい、大きな出費をしなければいけない事になるんです。
このような悪質ないたずらは、ただのいたずらではなく恨みを買っているような場合もあり、新しく鍵を交換してもまた同じような被害が出ることも考えられます。
鍵を交換する際に鍵穴を持たないものにしたり、防犯カメラをつけることも頭に入れてみてはいかがでしょうか。
玄関の鍵が回らない場合でも、絶対にやってはいけないこと
鍵が回らないと焦ってしまって、色々なことを試してみたくなってしまいます。しかし、それがさらに悪い方向に行ってしまうこともあります。
例えば潤滑剤を入れるのが良いと思い、専用の潤滑剤じゃないものを使ってしまう。また適当なオイルや食用油などを使用する。
このような事をすると油がベトベトになり、そこにさらにゴミやほこりなどがつきやすくなります。絶対にやめましょう。
またゴミを取ろうと先のとがったものを鍵穴に入れるのもやりがちです。しかし最初にご紹介したように、今の鍵は防犯上難しい構造になっています。シリンダーに傷がつくと、さらに鍵が回らなくなってしまったり、修理が出来ずに交換になってしまうので決して行わないでください。
また無理に鍵を回そうとしたり、抜こうとしたりするものやってはいけません。
鍵が曲がってしまったり、ひどい場合だと鍵が折れてしまう場合もあります。急いでいて普段から鍵の抜き差し、取り扱いには注意が必要です。
鍵が回らない・・・なんてことにならない為に、定期的に専門業者にメンテナンス依頼を!
鍵はほぼ毎日抜き差しをするため、どうしても劣化をしてしまいます。
日ごろから丁寧に扱っていても、定期的に鍵穴などの掃除をしていてもです。また鍵が回らなくなってしまったときには、今の鍵は精巧にできているため自分で修理をすることは大変難しいと思います。
上記したように、自分で修理をしようとしたことがさらに事態を悪化させてしまうこともあるので、専門業者に修理を依頼することをオススメします。
このようなときの為に、最近鍵のまわりが悪くなったと感じたら、修理業者や賃貸の場合は不動産会社などの連絡先をメモしておくことも必要です。
また完全に壊れてしまう前に、専門業者に状況を説明してメンテナンスをお願いするのが一番だと思います。
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