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美大の学費4年間の総額は?美大の実態に迫る!

2018.7.30

子供から「美大へ行きたい!」と言われた場合、真っ先に頭に浮かぶのが「学費」ではないでしょうか。

美大と聞くとどうしても学費が高いイメージがありますが、美大4年間ではどのくらいの学費が必要になるのでしょうか。

美大といっても、専攻や国公立か私学かによっても学費が違ってくるようです。学費はあくまでも目安。奨学金制度もチェックしてみましょう。

美大の学費4年間をどう支払うのか悩む家庭が多い

美大の学費が高いことは有名な話でもあります。特に私立大学の美術大学は、学費が高いです。

美大の勉強内容といえば、大学で作品を制作することが基本です。4年あれば、4年間課題が出続け、作品を提出しなければなりません。

美大生は、理系か文系かと聞かれれば、文系の分野といえるでしょう。
しかし作品を作る作業は、なかなか自宅や部屋ではできないため、学校に行く回数や学校にいる時間が長くなります。

一般の大学生は、単位を取り終わったら学校へ行かなくてもよい状況になることもあります。学校へ行かず、残りの1年2年は就職活動に当てる学生もいます。

しかし美大生は、4年間びっちり学校へ通うことになります。作品の製作のため毎日学校に通うのです。また、大きい作品や作品を作るための道具もあるため、1人あたりの学校の使用面積は一般の大学生よりかなり多くなります。理系のなかには、研究材料や機材にかなりのスペースを必要とする科もあるため、設備投資的には理系に近いものがあるかも知れません。

美大の学費は4年間でどのくらいかかる?

美術大学は、いったいどのくらいお金がかかるのでしょうか?
私立の美大は学部にもよりますが、初年度の学費が200万円程度といわれています。
国立の芸大(美術)などは年間50万円程度、初年度でも100万円程度といわれていますから、随分と違います。国立の美大では、私立と比べると学費が低いだけではなく、機器や設備の面でも充実しているです。

 

家庭の負担面なども考えると、できることなら国立の美大に行きたい方も多いと思います。しかし、私立の美大でも奨学金制度を利用して学校に通っている学生もいます。
成績が優秀であれば、返済の必要がない奨学金制度がある美大もあるため、いろいろと調べてみるのもよさそうです。数万円から学費の半分程度まで減額されることがあるので、奨学金を受けながら美大に通うことも検討してみてはいかがでしょうか?

 

学校や制度によっては、授業料の減額とはちがう奨学金の給付制度もあるため、支給時期をしっかりと確認しましょう。成績優秀者になって奨学金を受けるという目標の場合には、目指した学校の研究に集中して取り組まなければならなく、アルバイトをしながら学生生活を送ることは難しいことかも知れません。しかし、奨学金を利用できるのであれば利用したいところです。

国公立の美大なら4年間の学費も安くすむ?

国公立の芸術大学は、とにかく学費が安いです。私立の芸大や美大と比べるとその差は歴然です。それは重要なポイントになってきます。
大学には最低でも4年は通うことになります。

入学金だけでなく、授業料、そして作品を作るための材料、経費、維持費なども含めると、私立とはかなりの差です。

 

また自宅の近くに大学がなく、一人暮らしをしなければならないのであれば生活費や食費もかかってきます。仕送りは学費とあわせるとかなりの金額です。

それが四年間となると、私立と国立では随分と違ってきます。

 

美大は、基本は都市部にあることが多いため、家賃も高いのは現状です。アルバイトをしながら学校に通うのであれば、作品制作に支障をきたしかねないのも事実です。奨学金をかりた後は、返済も大変になります。

家族のためを思い、国公立の大学に合格し実家から通うことができるのであれば、もちろん良いのですが、現実的にはそうも行かない場合もあります。

学費を気にして美大を諦めるのはもったいない!?その理由とは

美大はお金がかかるので、できれば一般の大学に行ってほしいと、子供の美大の進学希望をとめる親もいるかもしれません。美大に進学したいと伝えたとたんに、親の顔色が曇ったという話も良く効きます。

芸術の道は、かなり厳しいのも確かです。才能も要求され、卒業したあとの就職を考えると親も頭のいたいところでしょう。

 

しかし、芸術というのは表現の一つであり、表現を形にして活動したいという子供の気持ちを考えると、闇雲に、否定するのは良くないことかも知れません。子供の気持ちを無視して進学先を変更させるよう仕向けるのは、子供にとってとても悲しいことです。一人の人間として、子供の気持ちを尊重してあげてはどうでしょうか?

子供自身が自分で決めた道です。自分を表現したい気持ちがあるからこそ、芸大美大に行きたいと強く思っているのです。それを、親の気持ちひとつで止めるのは良くはありません。

親子でよく話し合って、子供の気持ちを前向きに捉えてあげてください。自分で決めた道を進むことに、子供自身は後悔はないはずです。

美大の心配は学費だけじゃない!入学後が大変かも

一流の美大に合格したとしても、多くの人が画家になれないというのが現実です。美大の予備校などで油絵など受験用の技術を取得したことで、逆に自己表現の手段を見つけられなくなってしまう人もいるようです。

入学前は、合格を目標に絵を描き続けていたため、合格後は自己表現の手段を見つけられず悩んでいるうちに、次の目標が見つからず、何のために絵を描いているのかという動機さえも見つけられなくなる学生もいるそうです。

一流の美大に合格することをゴール地点と考えていたため、合格後に力尽き自分の未来を見失ってしまうようでは、せっかくの美大生活を充実して過ごすことはできないでしょう。

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