カロリー制限の効果を感じられるのはいつから?
2018.8.9

カロリー制限の効果は、いつから実感することが、できるのでしょうか?
これは、個人差がありますから「〇〇日からです!」と、はっきりと申し上げることができません。
ごめんなさい。
ですが、必ず効果が表れます。
体脂肪が1kg減るのに、だいたい7000キロカロリー必要だと言われています。
ですから、1日に300キロカロリーを制限しても1キロの体脂肪を体から取るには約23日間必要だという計算となります。
1日に制限できる摂取カロリーは500キロカロリーだと言われています。
もちろん、個人差もありますから、自分が制限できるカロリーをしっかりと把握し、やはり有酸素運動を取り入れながらダイエットを進めてくださいね。
この記事の目次
カロリー制限の効果はいつから?体重が減り始めるのは?
ダイエットを始めようと思い、まず思い立つのが「食事制限」や「運動」ではないでしょうか。
でも、例えばすぐにでも痩せたいから食事制限をはじめて、1日目から頑張ってもすぐに効果があることは少ないでしょう。
人間の身体は、約60~65%の水分で成り立っています。
60キロの体重の人だと36キロは水分の重さと考えると分かりやすいですね。
一日の始まりと終わりで、体重の増減があるのは当然のことで、人にもよりますが、一日に1~2キロの変動は普通のことです。
なので、食事制限をしながら、まめに体重を量って一喜一憂してもあまり意味のないことだと言えるでしょう。
ジョギングをして、走り終わって体重を量ったら3キロも減っていた!というのは、実は身体の水分が奪われた分の重さということです。
人の体重は、水分量によって日々変動しますが、体脂肪が減らないままでは結局上下しながら元の体重に戻るのです。
体重を落としたいのなら、体脂肪を長期的に落とすことが有効といえるでしょう。
カロリー制限を制限したダイエットの効果はいつから感じることができるのか?
個人差があるので、はっきりとした期日はいえませんが、1ヶ月を目安に見ると良いでしょう。
ただ、食事制限を行うときの注意として、バランスを考えて制限することがあります。
食事制限に失敗してしまう人の多くが、とにかく摂取カロリーを減らしたいあまり、体に必要な栄養成分をとらずに量だけ減らすことに集中してしまうことがあります。
人間の体には、なくてはならない栄養素が多くあり、代表的なものが炭水化物やタンパク質、脂質です。
日本人の主食でもあるお米や、パンは炭水化物で、これは体を動かすエネルギー源にもなるものです。
タンパク質は多くは肉や乳製品によく含まれていますが、これも同様です。
これらが極端に不足してしまうと、脳が危機的状況の信号を送り、摂取を促します。
偏った食事制限をすると、無性に食欲がわいてくるのは、このことが原因なのです。
このことからも、食事制限を行うときには、体の必要な栄養成分を考え、摂取することを意識することが大切です。
カロリー制限で効果をすぐに感じたいなら、新陳代謝をあげよう!いつからではなく、今からです!
よく、「食べてないのに、全然痩せない」ということ聞いたことはないでしょうか。
また、年齢があがるにつれ昔と同じダイエットをしても痩せにくくなったということは多くの人が感じたことがあるのでは?
効果を感じられないのは「代謝」が影響している
人間の体は、毎日古いものを吐き出し、新しいものに入れ替わるという細胞の新陳代謝が行われています。
言ってみれば、細胞の生まれ変わりです。
この代謝は年齢を重ねるほど、下がっていくことが普通です。
なので、昔は少し動いただけで、すぐに痩せられたという人が今同じことをやっても痩せないということになります。
効果的に体重を落としたいのなら、代謝の悪いまま続けても効果は感じられないでしょう。
痩せにくくなったと感じるのなら、代謝の良い体をつくる必要があります。
代謝をあげるためには、筋肉を増やすことが重要です。
運動して筋肉を増やすことで、血行もよくなり、エネルギーを消費しやすい体にします。
あとは睡眠をしっかり取ること、体を冷やさないように温めることなどが効果的です。
代謝を良くする事で、効果は目に見えて変わってくるはずです!
カロリーではなく、糖質を制限する方法はコチラ。
食事制限で、カロリーを制限するのではなく、食事に含まれる「糖質」を制限する糖質ダイエットというのも人によっては効果的です。
この糖質ダイエットで注意しなくてはいけないことは、次の4つです。
- 筋肉量を減らさない
- 必要カロリーは摂取しつつ、他の食べ物をとり過ぎないこと
- たんぱく質をしっかりと取ること
- 水分を多めに取る
糖質制限をすると、体にある脂肪からエネルギーを作り出すことになり、一見効率的に見えますが、この時、脂肪だけではなく筋肉も一緒に分解されてしまいます。
先ほども書いた通り、筋肉が少ないと体の基礎代謝が落ちてしまい、いくら糖質制限を頑張っても、一日の消費カロリーを見たときに減ってしまい、効率が悪くなります。
適度に筋トレなどを行いながら、筋肉量を減らさないで基礎代謝を高める方法が糖質ダイエットの近道です。
たんぱく質も重要で、筋肉をつけるのに大事な働きをする栄養素です。
鶏のむね肉やささみなどは高たんぱくな上、ローカロリーなので、ダイエット中は人気の食べ物です。
そして、糖質ダイエットをしていると、今まで主食としてとっていたごはん等に含まれていた水分量も減ってしまうことになります。
糖質は体の中で、常に水分とつながって存在しているので、体内から糖質がなくなってしまうと、3倍もの水分も同時に失うことになるのです。
糖質が含まれない水やお茶などを1日あたり2リットル以上を目安に取るとよいでしょう。
太る順番と痩せる順番を知ってる?
体の部位で、太る順番と痩せる順番があるのをご存知でしょうか。
まず、太る順番はお尻>>お腹>胸・顔>太もも>上腕>肩>ふくらはぎ>腕
次に痩せる順番は手首・足首>腕>ふくらはぎ>肩>上腕>太もも>胸・顔>お腹という順番になっています。
ダイエットをがんばっていても、お腹のお肉だけなかなか落ちないということがありますが、これはこの順番に関係しているようですね。
見てみると、お腹まわりが太りやすく、お腹から離れた部位が痩せやすいということがわかります。
この順番を意識しながら、ダイエットをするのも効果的かもしれませんね。